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悪徳民泊業者に気をつけろ!

民泊市場が拡大する中、魅力的な投資案件として民泊物件の売買が活発になっています。しかし、すべての業者が誠実に取引を行っているわけではありません。実際には、悪徳民泊業者が高額な譲渡金を要求し、投資家を騙す手口が横行しています。本記事では、こうした詐欺的な手法と、それを防ぐための対策を解説します。
1. 悪徳民泊業者の手口とは?
(1) 赤字物件を「高稼働ドル箱物件」として販売
悪徳業者は、すでに民泊運営されているが赤字が続いている物件を、 「すでに高稼働で安定した収益が出ている人気物件」と偽って販売します。
✅ 嘘のシミュレーションを作成
- 収益シミュレーションを実際よりも過大に見せる
- 稼働率や宿泊単価を実際の市場相場より高く設定
- 競合物件との比較データを改ざん
✅ 架空の高評価レビューを掲載
- 過去のゲストレビューを改ざん、または作成
- 一時的に高評価ゲストを招待し、評価を操作
✅ 実際には運営がうまくいっていない物件
- 予約がほとんど入らない
- 赤字続きで撤退オーナーが多い
- 近隣住民とのトラブルが頻発している
(2) 高額な譲渡金と違約金で利益を得る
この手の業者は、単なる民泊物件の販売ではなく、契約時と解約時に発生する手数料・違約金で儲けるビジネスモデルを構築しています。
✅ 契約時に高額な手数料を請求
- 「特別なルートで入手した」として高額な譲渡金を設定
- 「すぐに収益が出る」と煽り、契約を急がせる
✅ 撤退時に高額な違約金を請求
- 「契約期間内の解約には違約金が発生する」とし、高額な違約金を課す
- 途中解約が難しい契約内容を事前に仕込んでいる
- 物件が赤字であっても、解約するためにオーナーが損失を負担せざるを得ない
✅ 次のオーナーにも同様の手口を繰り返す
- 赤字で撤退するオーナーから違約金を回収
- 新たなオーナーに同じ物件を「ドル箱物件」として販売
- 契約時の手数料と違約金で業者だけが儲かる仕組み
つまり、儲けているのはこの業者だけであり、実際に運営するオーナーは損をする構造なのです。
2. 悪徳業者に騙されないためのチェックポイント
こうした業者の手口に引っかからないためには、物件の実態を徹底的に調査することが重要です。
(1) 収益シミュレーションを鵜呑みにしない
✅ 宿泊単価・稼働率の現実性を検証する
- 近隣の民泊物件と比較し、相場とかけ離れていないか確認
- OTA(Airbnb・Booking.comなど)で実際のレビューや予約状況を調査
✅ シミュレーションの計算根拠を業者に確認する
- 収益計算に用いたデータの出所を明確にするよう要求
- 実際の運営履歴(過去の予約数や売上)を開示させる
(2) 近隣物件の稼働状況を自分で調べる
✅ AirbnbやBooking.comで近隣の民泊状況を調査
- どの程度の宿泊単価で運営されているかチェック
- 予約状況(カレンダーの埋まり具合)を確認
✅ 競合施設(ホテルやゲストハウス)とも比較する
- 競争の激しいエリアでは民泊の収益が伸びにくい
- 需要と供給のバランスを把握する
(3) 契約内容を事前に確認する
✅ 違約金の詳細を確認
- 解約時の違約金がどの程度発生するのかを事前にチェック
- 長期契約を強制される契約ではないか確認
✅ 契約書を第三者にチェックしてもらう
- 弁護士や不動産の専門家に契約書を見てもらう
- 不利な条件がないかを確認
(4) 口コミ・評判を調べる
✅ 業者の過去の取引実績を確認
- 他の投資家の口コミや評判をチェック
- SNSや掲示板で悪評がないか確認
✅ 業者が販売した過去の物件の状況を調査
- 販売後に撤退したオーナーがいないか調べる
3. もし悪徳業者に騙された場合の対応策
万が一、悪徳業者に騙されてしまった場合は、早急に対策を講じる必要があります。
✅ 消費者センターや行政機関に相談する
- 契約内容に違反がある場合は法的措置を検討
- 消費者センターに相談し、アドバイスを受ける
✅ 弁護士に相談し、契約の見直しを行う
- 違約金の妥当性を確認し、不当な契約であれば争う
✅ 他のオーナーと情報共有し、被害拡大を防ぐ
- SNSやフォーラムで情報を共有し、被害者を増やさないよう注意喚起する
まとめ:悪徳民泊業者に騙されないために
✅ シミュレーションを鵜呑みにせず、自分で市場調査を行う
✅ 近隣の民泊物件や競合施設の稼働状況を確認する
✅ 契約内容を詳細に確認し、違約金のリスクを把握する
✅ 業者の評判・口コミをチェックし、悪徳業者の手口を見抜く
✅ 騙された場合は、消費者センターや弁護士に相談する
民泊投資は魅力的なビジネスですが、悪徳業者に騙されてしまっては元も子もありません。賢く市場を分析し、慎重な判断を行いましょう!
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