column( コラム )
2025年インバウンド観光、史上最高ペース──上半期2152万人突破で見えた民泊市場への追い風

訪日外国人、半年で2152万人に到達──月間記録も更新ラッシュ
2025年の日本は、インバウンド観光の勢いがかつてないレベルで加速しています。
1月〜6月の累計訪日外国人は2,152万人に達し、これは2024年同時期比で21%超の伸び。通年で見ても、過去最多だった2019年(3,188万人)や2024年(3,687万人)を上回る勢いです。
特に5月(3,693,300人)と6月(3,377,800人)は月間で過去最高の訪日数を記録。コロナ禍からの回復を完全に超え、「インバウンド2.0時代」の到来を印象づけました。
中国が急回復、韓国・アメリカも堅調──主要国の動向
2025年上半期の国別ランキングを見ると、下記のような特徴が見られます。
出身国・地域 | 人数(上半期) | 前年比増減 |
---|---|---|
韓国 | 約478万人 | +7.7% |
中国 | 約471万人 | +53.5% |
台湾 | 約328万人 | +10.3% |
米国 | 約170万人 | +26.7% |
香港 | 約127万人 | −0.4% |
特筆すべきは中国からの旅行者数で、前年から50%以上の伸びを見せており、本格的な回復期に入ったと言えるでしょう。一方、SNSでの根拠なきデマの影響を受けた香港市場は唯一の前年割れとなりました。
回復を支える“4つの追い風”
この歴史的な伸びには、以下のような要因が寄与しています。
1. 円安基調と旺盛な購買欲
1ドル=150円近辺で推移する円安水準が、外国人にとっての日本旅行を「お得な体験」にしています。消費額は2025年上半期で**4.8兆円(前年比+22.9%)**と、消費面でも記録的な貢献を果たしました。
2. EXPO 2025大阪・関西万博の開催
2025年4月〜10月にかけて開催中の大阪万博は、国内外からの来訪者を呼び込む特大イベント。大阪や関西圏だけでなく、名古屋・金沢・広島・九州・富士山エリアなどの周遊需要も生み出しています。
3. 航空路線の回復と新規就航
韓国・中国・台湾からの直行便増加や、LCCによる新規就航が、訪日旅行のハードルを下げています。特に中国との便数増加は、急回復の原動力となりました。
4. コロナ後の反動需要
旅行に対する渇望が、2024年から続く「反動的な旅行ブーム」を維持し続けています。長期滞在・ローカル体験・民泊人気といったニーズの多様化も見逃せません。
民泊市場へのインパクトと、TOCORO.の戦略
こうしたインバウンド回復は、民泊市場にも直接的な追い風となっています。特に地方・観光地においては、団体旅行から個人旅行、ホテルからバケーションレンタルへという動きが鮮明です。
TOCORO.では、富士山・河口湖エリアを中心に、国内外の旅行者ニーズを細かく捉えた価格戦略と多言語対応の運営体制を構築。
円安による長期滞在や家族旅行のニーズにも対応し、地域の平均を上回る稼働率を維持しています。
まとめ:2025年は地方民泊の成長チャンス
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上半期訪日外国人数は2,152万人で過去最高ペース
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中国・韓国・アメリカなど主要市場が堅調に拡大
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円安・万博・航空網の回復が成長の鍵
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地方・民泊市場は今後さらに恩恵を受ける領域
「今、日本を訪れる外国人旅行者は“体験価値”を求めています。TOCORO.では、こうした時代の空気を読み取り、地域の魅力を最大限に引き出す宿泊体験を提供してまいります。」
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このたび、株式会社TOCORO.代表取締役の田辺大地が、TOKYO MXの地上波番組「企業家たちの挑戦ストーリー」に出演いたしました。
番組内では、創業に至る経緯や、地域とともに成長する企業を目指すTOCORO.のビジョンについて語らせていただきました。また、河口湖での実際の民泊の売上実績なども紹介させて頂きました。
放送をご覧いただいた皆さま、そして日頃から応援してくださる皆さまに、心より感謝申し上げます。
今後も、河口湖から世界に向けて魅力を発信し続けてまいりますので、引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。
また、本番組の内容は、TOKYO MX公式YouTubeチャンネル「企業家たちの挑戦ストーリー」でもご覧いただけます。
放送を見逃した方や、改めてご覧になりたい方は、ぜひこちらからご視聴ください。
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